テ プイア(Te Puia)|ニュージーランドロトルア観光ガイド

テ プイア(Te Puia)

2006年までは「マオリ 工芸美術学校、Whakarewarewa Maori Arts & Crafts Institute]と名乗っていたが、2007年の4月に再オープンした際に改名。テ プイアはマオリ語で「間歇泉」を意味します。

 

ここでの見どことは、1) 間歇泉と地熱地帯、2) キーウィバード、3)マラエ、4)マオリ村や彫刻・カヌー、5)マオリショー、などです。

 

ツアー等ではだいたい1時間ほどの徒歩観光で1〜4を見学します。地熱地帯は広大に広がり、2時間以上かけてゆっくり観光(ウォーキング)するも可能です。また、一日に数回マオリのショー(別料金)や、夜の間欠泉見学+ディナーショーなども行っています。

 

 

入口


日本の神社にある鳥居にような門をくぐると12対の守護神(マオリの彫刻)が、マオリの宝であるヒスイの原石を見守っています。更に天井にそびえる柱と、柱の先端にある仮面は夜空の星達を表しています。

 

翡翠の原石 

空の仮面は星を表す

 

ポフツ間歇泉とプリンス オブ ウェールズフェザー間歇泉

 

入り口から少し進むと、間欠泉を遠くから見渡す展望台に出ます。間歇泉の近くまで歩いて行き、もっと間近で見ることもできます。

 

テプイア(Te Puia)|ニュージーランドロトルア観光ガイド

 

ここで見られる2つの間歇泉のうち、「ポフツ間歇泉」は高さ20〜25m(最大30m)まで吹き上がる世界有数の間歇泉です。

 

「ポフツ = 爆発」という意味です。一日に約20回ほど上がるといわれるので平均的には1時間毎に吹き出します。人口の手を加えていない天然の間歇泉のため、何時どれだけの量が上がるかは運次第ですが、ひとたび上がり始めると30分程度続く傾向です。

 

この間欠泉を必ず見たい方は少し長め(1.5〜2時間程度)の観光を予定しておくとよいでしょう。

 

上がっているとき

上がってないとき

 

ポフツ間歇泉の左隣にあるのは「プリンスオブウェールズフェザー間歇泉」です。こちらの間歇泉は高さ3〜5m程ですが、ポフツ間欠泉よりも先に上がり始め長く続きます。

 

ウェールズの紋章である噴水のような形に見えることによって名付けられました。またかつてエリザベス女王(?)が身に着けていた鳥の羽に形が似ていることも、名前の由来となったそうです。その鳥の羽は当時ファッションとして流行りました。

 

ロトルアは世界第2位の温泉湯量をほこる街です(1位はアイルランド)。
これら2つの間欠泉の豪快な水量を見れば、その豊富な湯量が実感できるでしょう。

 

キーウィバード

NZを代表する飛べない鳥「キーウィバード」を観察することができます。2羽のキーウィバードが雄と雌で飼われています。

 

キーウィバードは夜行性のため、真っ暗な室内で観察します。カメラの撮影は禁止されています。1日に16〜20時間近く寝る鳥で寝ていて見れないこともあります。。


 

泥温泉

日本ではよく「坊主地獄」と呼ばれる泥の温泉ですが、マオリ語では「ヌンガ モカイア ココ」という名前がついていて、昔のマオリ酋長であったココのペット(もしくはおもちゃ)という意味になります。NZに来た初期のヨーロッパ人はこの池を見て、かえるが飛び跳ねているようだと言う事で「フロッグ プール (かえるの池)」と呼びます。

 

 マオリの人はこの湧き上がる音を「カパカパ」と表現しました。
 池の温度は降水量や表面、内部によってかなり異なりますが、熱いところでは90〜95℃あると言われます。鉱物が酸性のガスと水蒸気、地熱によって溶け、カオリンと呼ばれる粘土質ができ、この池ができました。カオリンは本来白色ですが、黒色硫黄分と混ざると、灰色になります。

 

 

 

マオリ村

昔のマオリの村を復元したマオリ村の中を歩いて観察します。

 

マオリ村入口

マオリの家

食料貯蔵庫とうなぎの干物

ハンギ料理の作り方ディスプレイ

 

マラエ集会場


マオリの人々は村を作って共同生活をしていましたので、その村の中心部には「マラエ」と呼ばれる集会場がありました。このテ プイアにあるマラエはこの地にある彫刻学校の生徒の手によって10年間かけて作られた建物で、家の内部でも写真を撮る事が出来ます。

 

テプイア(Te Puia)|ニュージーランドロトルア観光ガイド
マラエの前で行われるこの儀式はTVなどでも有名ですね。

 

マラエ

建物の内部

天井の装飾

 

 「赤」は血液、つまり生命を表し、かつてはサメの肝臓で色付けしていました。「白」は光を意味して、かつては石灰を砕き、水に溶かして色漬けをしていました。「黒」は闇を表し、泥温泉で染色をしていました。

 

マオリの像が手にするしゃもじのようなものは、「マレ」という武器になります。

 

こん棒のように重く、また薄いので鉈(なた)のように振り回しました。緑色のマレは元々は翡翠で作られていたため、深緑色をしています。また白色のマレはかつてはクジラの骨を削って作りました。

 

 

 

マオリの彫刻


園内ではこのようなマオリのカヌーや彫刻を各所で見ることができます。彫刻はマオリ文化の大きな特徴の1つです。

 


マオリの伝統工芸文化と技術を守るために、政府によって作られた「マオリ工芸美術学校」です。マオリ人による高等学校卒の者に入学権利があり、面接によっていかにマオリについて高いプライドと教育知識があるかで合否が決まるそうです。

 

刃物を扱う危険な作業ということで、彫刻は伝統的に男性のみが行える作業です。3年間かけて彫刻に込められたデザインの意味と、彫刻技術を学んでいきます。

 

卒業までには約60種の彫刻刀を使いこなせなければなりません。ただ彫刻刀の鉄はヨーロッパ人がマオリに伝えた物ですので、以前のマオリは翡翠や黒曜石、貝を使って彫刻をしていました。使われる木材は「トタラ」と呼ばれるNZ松です。彫刻デザインは時代によって流行りがあるそうですので、熟練者が見ると何時の時代に作られたかが分かると言われています。

 

 

マオリの工芸(織物)

フラックス (マオリ語名ハラケケ、日本語名マオ蘭やりゅうぜつ蘭と似た種)を使って工芸細工を行っております。フラックスの葉は縁が鋭くなく、とても丈夫な繊維を持ちます。NZ全土で見る事ができ、大変便利だと言う事でヨーロッパからの初期の移民たちはこの植物を本国に輸出していた事もあります。

 

「ピューピュー」腰蓑、繊維の部分を温泉などで染める

フラックスで作ったバスケット

   

 

 

カフェ

 

園内にはカフェがあり、サンドイッチやパイなどの軽食が売られています。またマオリの伝統料理「ハンギ料理」(数量限定)も食べることもできます。

 

 

マヌカ

ニュージーランドのおみやげとして「マヌカハニー」が有名ですが、園内には多くのマヌカの木を目にすることができます。

 

マヌカの木

マヌカの花

テ プイア(Te Puia) 観光情報

 

観光時間目安

 

【園内見学】
 約1時間〜

 

【マオリのショー※】
 10.15, 12.15, 15.15 〜 セレモニー含め約45分間(別料金)

 

※最新の開催時間は公式HPでご確認ください
 http://www.tepuia.com/

 

場所・行き方

 

市内中心部から約3.5km。公共バスあるいは徒歩(40〜45分ほど)で行くことができます。

 

 


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