ロトルアの中心にはロトルア湖という大きな湖があります。
ロトルア湖の面積は2708km2で、NZ北島の中では2番目の大きさです。NZにやってきたマオリが2番目に発見した湖がそのロトルア湖であったため、「ロト=湖」、「ルア=2番目」と名付けられました。
ロトルア湖は火山の噴火によってすり鉢状に火山口に水が貯まって出来たカルデラ湖。上空から見るとほぼ円形をしています。北島の湖はほとんどが火山の噴火によって出来た湖です。
ロトルアの街は先住民族マオリ族の時代からこの湖を中心に発展し、現在も繁華街や住宅地はこの湖を中心に広がっています。
ロトルア湖を見るポイントとして最も一般的なのがレイクフロント公園です。
大きな芝生の広場が広がりる公園での湖散策が楽しめ
遊覧船や遊覧飛行機、パラセーリングなどのアクティビティも行われています。
日本ではなかなか見れないブラック・スワンもいます
レイクフロント公園やガバメントガーデンへとつながるウォーキングトラックまで足を延ばすと、また違ったロトルア湖の景色を見ることができます。
湖の湖水は主に地面の底から沸きあがる湧き水だが、一部では温泉が沸くため白く濁る。
カモメの群生が見れるポイント。夕暮れ時の写真
時折こんな光景も・・
ロトルアの周囲にはフェアリースプリングスやハムラナスプリング、パラダイスバレースプリングスといった綺麗な泉があり、それらの湧き水がロトルア湖に注がれています。
ロトルアの湖の周囲は約42kmで、毎年国際マラソン大会や駅伝、ウォーキングフェスティバルなどが行われております。またロトルア湖を含めこのあたりの湖はマス釣りでも有名です。特にロトルア湖はNZの中でも唯一年間を通してマス釣りを行う事の出来る湖として知られています。
ロトルアにはロトルア湖以外にも数々の湖があり、周辺には約12の湖と言われます。
※ロトルアの12の湖
ロトエフ湖、ロトイチ湖、ロトマ湖、ロトルア湖、ロトカワウ湖、オカタイナ湖、オカレカ湖、タラウェラ湖、ブルーレイク、グリーンレイク、ロトマハナ湖、レレウァカアイツ湖
車で来られる方は、タラウェラ湖、ブルーレイク、グリーンレイクなどを訪れるのもおすすめ。ニュージーランらしい緑豊かな自然の景色が広がります。
(タラウェラ湖とタラウェラ山)
タラウェラ湖は市内中心部から車で約15〜20分のところにあります。
ロトルア湖は温泉の影響で水が少々白濁していますが、タラウェラ湖など他の多くの湖は写真の様に透き通った透明色です。奥に見える平たい山はニュージーランドの歴史の中で最も大きな自然災害の一つと言われた噴火(1886年)を起こしたタラウェラ山です。
湖畔にはカフェレストランが1軒、湖を見ながらのティータイムを楽しむこともできます。
ブルーレイク・グリーンレイクも市内中心部から車で約15分。ブルーレイクには夏場賑わうビーチや、約1時間で一周できるウォーキングコースなども整備されています。
オカレカ湖のウォーキングトラック(約90分)も綺麗な景色です。
こちらも市内中心部から車で約15分です。
弊社ツアーでも下記などでこれらの湖を訪れます。
→ パワースポットツアー
→ ロトルア自然ウォーキング&足湯ツアー