ワイマング渓谷もロトルア郊外にある地熱地帯観光地です。自然環境保護区に指定されており、地熱地帯と森林の中でのハイキング(エコトレッキング)が楽しめます。
人気の地熱観光地「テプイヤ」や「ワイオタプ」とまたガラっと違った雰囲気で、規模感ではここが一番かも。
入り口から終点のロトマハマ湖まで、ゆっくり歩いて2時間弱のハイキングコースが伸びています。途中にバス停が3箇所あり、園内無料バスが走っているため全部歩かなくても大丈夫です。
〜ウォーキング時間目安〜
入り口〜バス停1: 1時間(1.5km)
バス停1〜バス停2: 35分(1.5km)
バス停2〜バス停3: 15分(0.8km)
主要な見どころは「入り口〜バス停1」のエリアに集中しているため、観光ツアーなどではココだけ観光(約1時間のハイキング)して、バスで戻るというパターンもあります。
バスは1時間に1本程度なので、その時間に合わせて歩くとよいでしょう。
だいたいこんな道を歩いていきます。道はほとんど整備されているので安心です。(インフェルノクレーターの先に山登りコースがあり、そこは除く)
ゆったり歩いて上のウォーキング時間といった感じだと思います。
歩き始めて最初に見えるエメラルド湖。1886年の噴火によってできた最南端の火口です。
この日は抹茶みたいな色ですね。色は水の中の植物の生育状態によって青、茶、エメラルドグリーンと変化します。ピンクがかった不思議な色になることもあるそうです。
ワイマングで最大の見どころの1つがこのフライパン湖です。こちらも1886年の大噴火によってできた火口で、世界最大の温泉池と言われます。今も活発に活動しています。
(左)別の角度から
(右)左にフライパン湖と正面に教会の岩(Cathdral Rock)。
川には温泉が流れて、繁殖した藻や鉱物が入り混じって、緑、オレンジ、茶色、黄色など独特の色をしています。
こちらも最大の見どころの1つ。クレーターに水が貯まり鮮やかなミルキーブルーがとても綺麗な湖。
バス停1以降ものどかなハイキングコースが続きます。自然の風景や温泉・地熱のテラスなどを見ながら歩きます。
バス停3の先(終点)にはロトロハマ湖が広がります。
別料金でロトロハマ湖でのクルージングを楽しむこともできます。
ここはロトルアの歴史的にも重要な場所で、かつてニュージーランド最大の観光名所と言われた「ピンクテラス」「ホワイトテラス」があった場所です。両テラスは1886年の噴火により、現在はこの湖の底に沈んでいます。
ワイマング渓谷 観光情報
観光時間目安
園内観光:約1.5時間〜
あまり時間のない人はバス停の発着時間に合わせて歩く計画を立てるのがおすすめ。
場所・行き方
市内中心部から約30km、車で30分。
公共バスは出ていないため車の無い方は送迎付きツアー等を利用する必要あり。(ロトルアの観光案内所などで申し込み可能です。)
※ 弊社主催のロトルア発ワイマング観光ツアー →ワイマング観光&クルージングツアー