トンガリロ国立公園内にはたくさんのハイキングコースがあります。
コースは国立公園敷地内のあちこちに分散していますが、観光の拠点はファカカパビレッジとなります。
人気コースや、ファカパパビレッジ周辺から開始できるコースを中心に紹介します。
※The Emerald Lakes, Tongariro
このトンガリロ国立公園の中で
最も有名なトレッキングコースが「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」と言えます。
トンガリロ山とナウルホエ山の間の抜けてい片道8時間のくコースで、エメラルド色の湖(写真)や、溶岩流跡、火口部などの火山地帯らしい幻想的な風景が楽しめるます。世界中のハイカーに人気のコースです。
コースは一部急勾配なところもありますが、本格的な登山装備は必要なく、登山未経験でも体力に自信があれば歩くことができます。(ただし天候に左右されコース閉鎖となる日も多いので注意)
片道だけ歩いて送迎を利用するのが一般的なので、事前にシャトルサービスやガイド付きのツアー※を予約するとよいでしょう。
※このコースを歩く日本語ガイドツアーは出ていないため(2020年1月現在)、日本人はシャトルサービスを利用(あるいは旅行会社に特別手配を依頼)するのが一般的です。
シャトルサービス例
https://www.nationalpark.co.nz/business-listing/tongariro-crossing-shuttles
情報はタウポやファかパパのI-SITEでも得られます。
※Taranaki falls, Tongariro
トンガリロ国立公園の中で
もう少し気軽に歩けるコースとして最も人気なのが「タラナキ滝コース」かと思います。
この「タラナキ滝コース」は2時間の周回コースで、タラナキ滝(写真)の他に、森や滝壺、トンガリロらしい広大な台地、などなど変化に富む景色を楽しめます。
軽装で気軽に歩くことができるので、2時間程度のハイキングコースをお探しなら、このコースを歩けば間違いないでしょう。ルアペフ山やナウルホエ山もばっりち見ることができます。
ファカパパビレッジの観光案内所のすぐ近くにコース開始地点がありますので、周辺都市からレンタカーで訪れてのハイキングも十分に可能です。
下記ページにてコースの様子を写真付きで載せています。
トンガリロ・タラナキ滝コースの紹介
ファカパパビレッジから歩ける片道コース。帰りは同じ道を戻る必要があり、往復だと2時間。
トンガリロの山々はあまり望めず、森の中で川のせせらぎや森林浴を楽しむコース。コース自体は平坦で歩きやすい。
ファカパヌイウォークの途中から分離して、溶岩台地の方を見に行くコース。
ファカパパビレッジから始まるコースで往復約60分。
最初は舗装された森林コースから始まるが、途中までしか整備されておらず、ゆるい登り坂が続き足場もあまりよくない。しかし頑張って登るとナウルホエやルアペルなどの山々もよく見えます。
足場が悪いのを気にしなければ意外におすすめです。
道がなくなるポイントまで登って引き返すのもアリ。(その場合往復約30分)
1周15分の簡単なコースです。森林や川があり、車いすでも歩けるトラック。
ターファイ滝という滝が見れるショートコース。
ファカパパビレッジ手前約5km程のところに入り口があり、車はコース入口に数台分の駐車スペースあり。10分程度のウォーキングで滝が見れるため、時間がある方は寄ってもよいと思います。
ファカパパビレッジから歩く場合は往復約2時間。
これらファカパパ周辺のトラックに関して、NZ環境省の発行しているPDFがあるので、URLを下記に載せておきます。(10ページ目あたりに出ています。)
http://www.doc.govt.nz/Documents/parks-and-recreation/tracks-and-walks/tongariro-taupo/walks-around-tnp.pdf#search=%27tongariro+walking%27